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絶惨崩壊中の産婦人科医療であるが、最近では技術の伝承にも支障が出ている。 実は、最近の産科のトレンドには、物足りなさを感じることしきりです。 私、正体は「お産をする職人」、以前は強烈な経腟分娩探究者でした。 一晩かけてBELのお産に付き合って、あの瞬間を見極めて引くことに、 大きな喜びと強いやりがいを感じていました。 VBACもtwinの経腟も、日常的にやっていました。 PIH、GDMをいかにきっちり管理するかに、血道を上げていました。 でも、今はさっぱりです(苦笑)。 産科医療の崩壊というよりは、産科学の崩壊なのかも知れません。 しかし、下から頑張らなくなった一因は、やはり訴訟の増加にあるように思うのです。 VBACの子宮破裂は18分で出せなかったら「医療水準に満たない」と 裁判官に判断されてしまう世の中です。 以前は失敗例を貴重な教訓として生かして行くことができましたが、 今は失敗例は即ち医師生命の断末となります。 産科手技が廃れても、患者さんを守れればそれでいのですが、 産科手技が廃れながら起きていることが、真の意味で患者さんにbenefitをもたらすのか・・・ 非常に疑問です。 written by なな / 2008.06.10 17:47 『いつまで続けられるか/ななのつぶやき』コメント欄より http://blog.m3.com/nana/20080608/2#comments **************** 用語説明(産科NICUでよく使う略語たち より) BEL : Beckenendlage(独) 骨盤位(さかご) VBAC : vaginal birth after cesarean section 帝王切開後経腟分娩 twin : twins 双胎(ふたご) いずれも、普通の経膣分娩よりもリスクが高いので、頑張って経腟分娩するよりは、国内のほとんどの施設で、無理せず帝王切開が行われるようになった。 PIH : pregnancy induced hypertension 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症) GDM : gestational diabetes mellitus 妊娠糖尿病 いずれも、重症化するとリスクが増すので、頑張って管理するよりは、国内のほとんどの施設で、無理せず帝王切開が行われるようになった。 **************** 分娩に関わる手技や知識は、教科書に載っていないようなノウハウが山盛りあるので、上級医の指導のもと、若手医師が実際に手を動かしながら技術が伝承されてきた。今、問題になっているのは、中核施設から「お産をする職人」の流出が止まらないことと、「お産をする職人」が辛うじて残っていても技術を伝承する場面がないことだ。 骨盤位分娩も、VBACも、双胎の経腟分娩も、最近の若手産婦人科医師は教科書の中でしか知らない。じゃあ、全部帝王切開してしまえば良いかと言うと、そんなこともなくて、緊急で経腟分娩せざるを得ないという場面もあるから怖い。 NORA妊婦が陣痛を起こしてから病院に駆け込んで、双子だったり逆子だったりで、帝王切開が間に合わないというのは、妊婦側の自己責任だから、まあ、どうなっても知ったことではない。前置胎盤でも癒着胎盤でも仕方がない。問題なのは、しっかり健診に通って、順調に経過していた妊婦さんに、突然何かが起こった場合である。 札幌近郊のある町の病院でのお話。 夜間、陣痛が始まって病院に来た経産婦が、陣痛室に入院早々破水した。妊婦健診は全く問題がない経過で、リスクは低いと思われていた。とても良い陣痛が来ており、まもなくお産になりそうな勢いだったので、進行状況を確認するために助産師が内診してみると・・・。そこにあるはずの無い、赤ちゃんの足が触れてしまった。 つづく |
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【産科】についてブログや通販での検索結果から見ると…
産科 をサーチエンジンで検索しマッシュアップした情報を集めてみると… ...続きを見る |
気になるワードを詳しく検索! 2008/06/12 17:45 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
どき、わく。 |
わし 2008/06/12 12:06 |
頭足類ではありません。 |
kame 2008/06/12 18:36 |
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