呼吸器外し

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回復の見込みがなく、死期が迫った救急患者の終末期医療について、日本救急医学会は15日、人工呼吸器の取り外しを選択肢の一つとする延命治療中止基準を明記した指針を決定した。(2007.10.15 産経新聞

それよりも、回復の見込みがなく、死期が迫った救急医療の終末期医療について、延命治療中止基準を考えた方が良いと思われる。

道南方面のかつて鉄鋼業で栄えたある都市では、救急医療体制が事実上崩壊しており、一次救急から三次救急まで、ほとんどすべてを市立病院が引き受けており、当直医による夜間診療が常態化している。軽症でもコンビニ受診する住民、重症患者を受け入れて手一杯のところにさらに重傷者を押し込む救急隊、責任回避のために何でも専門医を呼ぶべしという病院上層部、労働が十分に報われない給与体系により、現場のモチベーションはすっかり下がりきっているという。

大学からの医師派遣を受けて、辛うじて診療を続けているが、どこの科の医師も逃散を考えながら仕事をしている。

そんな病院から、産婦人科(月50~60分娩、ノラ率5%)の常勤医が一人いなくなるが、後任がいなければ、その地域の産科医療はかなり厳しくなると思われる。その程度の脆弱なシステムで我慢しながら働くよりは、システムを一度リセットするのも、ありかもしれない。
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この記事へのコメント

小樽のゴッドハンド
2007年10月17日 13:14
道央方面にあるかつて商業都市として栄えたある都市の産婦人科(月50~60分娩、ノラ率5%)の常勤医が一人いなくなるらしいですが、後任がいないのでその地域の産科医療はかなり厳しくなりますね。
kame
2007年10月17日 21:39
道内はどこも大変ですね。貴重な情報、サンキュウでした。

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