留萌市立病院ホームページ

ssd's Diary/分娩再開への第一歩』のコメント欄で指摘されている通り、留萌市立病院のホームページの、産婦人科診療体制に関するお知らせには、大きな問題がある。
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お 知 ら せ

☆診療体制が変わりました。

1.当分の間、以下の手術を行わないことになります。
・ 子宮や卵巣、更年期障害の治療として行う手術療法
・ あらかじめ計画されている帝王切開
※このような患者様へは、あらかじめ体制の整った札幌や旭川などの病院をご紹介いたしますので、ご希望の病院で、治療を受けていただくこととなります。

2.通常のお産は次のようになります。
・ 安心してお産ができる体制を取っております。
・ 1週間交代で、医師が常勤し24時間いつでも対応する体制を取っております。
万が一、緊急に帝王切開になるような場合でも産婦人科医、外科医、麻酔科医、小児科医等のスタッフが万全の体制を整えております。

3.産婦人科の健診や、診療は次のようになります。
4名の医師が1週間交代で常勤する体制を取っておりますので、外来での健診や診療は、今までどおり月曜日から金曜日までの午前中に行います。
・ 入院についても今までどおり行います。

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更年期障害の治療としてどんな手術があるというのだろうか?

札幌や旭川はおろか、東京や大阪でも産科医療は危機的状態だというのに、自院の体制を万全といえるのは、誰か?福島や奈良のような症例も救命できるのか?

24時間いつでも対応×1週間交代=168時間連続労働なのか?それは合法なのか?違法なら、それを堂々とホームページで晒して大丈夫なのか?
〔医師が院内にいない時間帯でも、人命に関わること(=分娩)で呼び出しを受けた場合、それを無視して出勤しないことはあり得ない(=事実上、出勤の義務を負う)、というわけで、待機時間は労働時間に含まれなければならない。〕

羽幌の責任を負えるだけの余裕があるのか?


改定案を考えたほうが良さそうだ。(明日に続く)

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19日のエントリーに対して、m3とmixiからのアクセスが増えています。どちらも会員制なので、非会員には見ることが出来ません。どういうふうに取り上げられているのか、ドキドキします。

この記事へのコメント

小樽のゴッドハンド
2008年02月22日 09:26
m3の掲示板をみましたが、助産師外来を好意的に捕えている人は一人もいませんね。同じオロロンラインに住む者として今後を暖かく見守っていきたいと思います。自分の病院だけでなく常勤してない他病院の面倒までみる留萌市立の先生には頑張ってもらいたいものです。
kame
2008年02月22日 17:31
助産師だけでやるなら、バックアップを担当する病院の外来・病棟・分娩室で一定期間の研修を受けて、産婦人科医の許可を受けてから、外来を開くというくらいの、慎重さはあっても良いと思います。

開業助産院が嘱託医を依頼する場合も同様です。

せっかくm3の掲示板取り上げられたのですから、留萌市立病院の今後を、みんなで生暖かく見守っていきましょう。
オレンジ
2008年02月25日 17:28
改善すべきはずの一人医長×4人(1ヵ月の出張体制で)ですよね・・・.いろいろと考えると,分娩でも同意書を要する時代なんでしょうか.
私の立場では,何事もないよう祈りつつ,暖かく見守るしかありません.
kame
2008年02月25日 21:39
福島大野病院事件以来、北海道内でも産婦人科の一人医長体制は改善されてきました。といっても増員出来ないところは、分娩休止か0人体制に『改善』して、集約化を進めているのですが、札幌医大の関連では、留萌だけが一人医長体制で分娩を続けているそうです。地理と交通の関係から、留萌で分娩を扱わなくなると地域住民に大きな影響が出るという判断だと思われます。一人医長体制が早く『改善』されて、旭川あたりに分娩が集約化されると、分娩の安全性は高まると思います。

医療が提供できる安全性には限りがあります。そのリスクに同意していただくとしたら、妊娠前に同意書が必要になる時代も近いでしょうね。
kuma
2008年02月26日 18:19
見ました。
留萌は1人で24時間拘束なんですね。
もうそんなのやめたほうがいいと思います。医師個人の努力で時間外対応するから、国や道に今の医師の人数、診療報酬でがんばってくれと足元を見られるんだと思います。
札幌医大も2人体制にするか、撤退するかにしたほうがいいのでは?
(年俸の釣上げはもちろん行うべきです。)
ちなみに、室蘭の7人の振り分けも訳がわかりません。1箇所に7人じゃだめなの?
kame
2008年02月28日 14:03
医療側は、行政に対して言うべきことをはっきり言った方が良いですね。これからは、医療側が行政の足元を見ながら、交渉すべきでしょう。別に働かせていただかなくても、代わりの働き口はいくらでもあるわけですから。
室蘭の7人は、分散配置で、個々のキャパシティを低く抑えて全体としての負荷を下げるという効果があるとも思えないし。戦力を一箇所に集中して守りを固めることで、戦力の消耗を防ぐ方が、将来的にはプラスになりそうな気もします。
各小隊の判断で撤退が可能な分散配置だとしても、無傷で撤退というわけにはならないでしょう。

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